潜在看護師の復職先はどこがいい?訪問看護・デイサービス・健診センター・回復期リハ病棟を実体験ベースで比較

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※本記事は筆者の体験・調査をもとにした情報提供記事です

ブランク復職
悩む看護師
悩む看護師

復職したいけど、ブランク明けでも働きやすい職場はどこだろう?
病棟に戻るのは不安だけど、健診やデイサービスなら働きやすいのかな?

そんなふうに、復職先選びで迷っている看護師さんは多いのではないでしょうか。

はづき
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私は看護師歴13年目・転職6回の看護師ママで、総合病院や訪問看護、デイサービス、健診センター、回復期リハ病院などを経験してきました。

この記事では、訪問看護、デイサービス、健診センター、回復期リハ病院の4つの職場について

  • ブランク明けでも働きやすいか
  • どんな大変さがあるのか
  • どんな人に向いているのか

を、実体験ベースでわかりやすく比較します。

4つの職場はそれぞれ働き方や求められる役割が異なり、実際に働いてみると、「楽そうなイメージ」とブランク明けの働きやすさは必ずしも一致しないと感じました。

健診センターは働きやすそうに見えても、職場によってはブランク看護師の受け入れが少なく業務量も多い一方、訪問看護やデイサービスは体制しだいで復職しやすい場合もあります。

どの職場も、実際に働いてみないとわからない大変さや働きやすさがありました。

実体験をもとにまとめているので、復職先選びで迷っている方の参考になればうれしいです。

一般病棟復帰に不安がある方には、精神科という選択肢もあります。精神科の働きやすさについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
潜在看護師でも精神科なら働ける?長いブランクがある看護師さんを見て感じたこと

潜在看護師が復職先を選ぶときに大切なポイント

まず前提として、潜在看護師が復職先を選ぶときは、職場のイメージではなく、教育体制やブランクを受け入れている雰囲気などを基準にすることが大切です。

なぜなら、ブランク明けの復職では、業務内容だけでなく教育体制・看護師の配置人数・求められる即戦力の度合いによって、働きやすさが大きく変わるからです。

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私自身も、働く前は「健診センターはゆったりしていそう」「デイサービスは医療行為が少ないから安心かも」と思っていました。でも、実際に働いてみると、そのイメージと現実は必ずしも一致しませんでした。

実際には、人気がある職場でも思っていた以上に忙しかったり、ブランク明けには負担が大きかったりすることがあります。

復職先を選ぶときは、次のポイントを確認しておくと失敗しにくいです。

  • ブランクありでも受け入れているか
  • 入職後のフォローや指導があるか
  • 看護師が1人配置か、複数配置か
  • 処置や介助の量はどれくらいか

特に気をつけたいのは、「ブランクOK」と書かれていても、実際にどこまでフォローしてもらえるかは職場によってかなり違うという点です。

たとえば、訪問看護は同行期間に差があり短期間で一人立ちを求められることもあり、デイサービスも看護師1人体制だと医療行為が少なくても判断を任される場面が多くなります。

つまり、復職先選びで大切なのは、イメージだけで決めないことです。

この前提をふまえて、次に訪問看護・デイサービス・健診センター・回復期リハ病棟の4つを、実際の業務内容や働きやすさの違いも含めて比較していきます。

訪問看護・デイサービス・健診センター・回復期リハ病棟を実体験ベースで比較

結論からお伝えすると、ブランク明けという視点で見ると、働きやすさは4つの職場でかなり差があります。

それぞれの職場で求められる役割や忙しさ、フォロー体制が異なるため、誰にでも働きやすい職場というわけではないと感じました。

ここからは、私が実際に働いて感じたことをもとに、職場ごとの特徴を比較していきます。

訪問看護は事業所による差がかなり大きい

訪問看護は、事業所の体制が整っていれば復職先の候補になりやすい一方で、職場による差がかなり大きいと感じました。

なぜなら、同行期間や担当する利用者さん、処置や介助の内容によって、働きやすさが大きく変わるからです。

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私が経験した一般科の訪問看護では、ブランクがある人は難しい雰囲気で、即戦力が求められていました。同行も1週間ほどで終わり、その後は一人立ちでした。さらに入浴介助が多く、1件ごとに時間がかかることもあり、残業も少なくありませんでした。

この経験から、ブランク明けで一般科の訪問看護を考えるなら、処置の量・同行期間・オンコールの有無は必ず確認したほうがよいと感じています。

一方で、私が現在在籍している精神科特化の訪問看護は、一般科よりも処置や入浴介助が少なく、残業もありません。

利用者さんとのコミュニケーションと服薬管理が業務の中心で「いきなり医療処置が多い職場は不安」「まずは無理なく復職したい」という方には、精神科特化の訪問看護が働きやすい可能性があります。

訪問看護を考えるときは、面接や見学で次の点を確認しておくと安心です。

  • 同行訪問はどれくらいあるか
  • 一人立ちまでの流れ
  • 処置や入浴介助の多さ
  • オンコールや残業の頻度

つまり復職しやすさは、どんな事業所を選ぶかで大きく変わると感じています。

デイサービスは働きやすそうに見えて、体制確認が大切

デイサービスは、病棟より復職のハードルが低く見えやすい職場です。

実際、処置が少ない職場も多く「まずは病院以外で復職したい」と考える方には候補に入れやすいと思います。

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リハビリデイサービスもあり、一般的なデイサービスより利用者さんの自立度が高い場合があります。事業所によっては、「自力で歩行できる方」を対象としていることもあるようです。

ただし、デイサービスも事業所によって体制に差があります。

特に看護師が1人体制の職場では、医療的な判断をその場で任されることがあり、相談相手がすぐ近くにいない不安を感じることがありました。

医療行為が少ないことと、安心して働けることは必ずしも同じではないと感じます。

一方で、看護師が2人体制のデイサービスもあり、ブランクOKの職場で複数配置なら、わからないことを相談しながら少しずつ慣れていきやすいと思います。

デイサービスを選ぶときは、次の点を確認しておくと安心です。

  • 看護師の配置人数
  • 急変時に相談できる体制があるか
  • 医療処置や介助の内容
  • ブランク看護師を受け入れているか、教育体制はあるか

つまりデイサービスは、病棟復帰はまだ不安だけれど、少しずつ現場に戻りたい人には向いている場合があります。

ただし、「デイサービスなら楽そう」と決めつけるのではなく、看護師の配置や相談できる体制まで見て選ぶことが大切です。

健診センターはブランク明けにやさしいとは限らない

健診センターは人気がある職場のひとつですが、ブランク明けの復職先として考えると注意したい点もあると感じています。

なぜなら、「楽そう」「ゆったりしていそう」というイメージを持たれやすい一方で、実際には想像以上に忙しいからです。

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私が経験した2か所の健診センターでは、ブランクのある看護師さんは受け入れていませんでした。採用されていたのは新卒か経験者が中心で、採血や内視鏡介助の件数も多く、スピード感が求められる職場でした。臨床から健診に変わったときも、病院とは違う大変さを感じました。

健診センターの特徴をまとめると、私の印象は次のようなものでした。

  • 日勤のみで生活リズムを整えやすい
  • 繁忙期は早朝勤務がある場合がある
  • スピード感と安定した採血スキルを求められやすい
  • 内視鏡介助など検査件数が多い
  • ブランク看護師を歓迎しない職場もある

家庭や子育てと両立しやすい働き方という意味では、夜勤がなく生活リズムを作りやすいため魅力を感じる方も多いと思います。

ただ、健診センターは「ゆったりした職場」というより、限られた時間の中で多くの受診者さんに対応する職場だと考えたほうが現実に近いです。

そのため、ブランク明けでゆっくり慣らしたい人には、職場によっては合わない場合もあります。

健診センターでの働き方や実際に感じた大変さについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。気になる方はあわせて読んでみてください👇

【体験談】健診センター看護師はきつい?妊活と家計のために転職して後悔した4つの理由
健診センター看護師は楽そうに見えて実はきつい?妊活と家計のために転職した筆者が、早朝出勤・採血ラッシュ・事務量・人間関係のリアルと面接で確認すべき逆質問3つを体験談で解説。

回復期リハ病棟は病院復帰の選択肢になるが、忙しさには注意

回復期リハ病棟は、病院勤務に戻りたいけれど、急性期は不安という人にとって選択肢になりやすい職場です。

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ただし、私が経験した回復期リハ病棟は、処置がかなり多く、残業も多めでした。健診センターから転職した際に「臨床のブランクがあります」と伝えていましたが、初日から十分なフォローがあるわけではありませんでした。実際に働いてみて、「ここでは長く続けるのは難しい」と感じ、結果的に2か月ほどで退職した経験があります。

この経験から、回復期リハ病棟も「落ち着いていそう」というイメージだけで選ばないほうがよいと感じています。

一方で、病院はスタッフ数が多いぶん、ブランク歓迎の職場であればしっかり教えてもらえる可能性があるのも事実です。

実際、スタッフ人数の多さは、困ったときにすぐ助けを求めやすいという安心感にもつながります。

回復期リハ病棟を考えるなら、次の点を確認しておくと安心です。

  • ブランク看護師の受け入れ実績
  • 教育体制や一人立ちまでのスケジュール
  • 処置の量や患者さんのADL
  • 残業の多さ
  • 夜勤開始のタイミング

つまり回復期リハ病棟は、病院に戻りたい気持ちがある人には候補になりやすい一方で、忙しさや処置量は職場によってかなり差があります。

「回復期だから落ち着いていそう」と思い込まず、フォロー体制まで確認したうえで選ぶことが大切です。

4つの職場を比較表でまとめるとこんな違いがあります

ここまでの内容を、復職先選びの視点でざっくり整理すると次のようになります。

職場実際の働きやすさ注意点向いている人
訪問看護利用者さんとじっくり関われる。体制が整っていれば復職しやすい事業所による差が大きく、即戦力を求められる場合もある一人で動くことに強い抵抗がなく、利用者さんとじっくり関わりたい人
デイサービス介護業務が中心で処置も少なめ看護師1人体制だと判断を任されやすい少しずつ現場の感覚を戻したい人
健診センター日勤のみで生活リズムを整えやすい採血や検査介助の件数が多く、想像以上に忙しいことがある日勤帯で働きたい人、採血にある程度慣れている人
回復期リハ病棟病院復帰の入口になりやすい処置が多く、病院によっては残業も多い病院勤務に戻りたい人

こうして比べてみると、同じ「復職先候補」でも働きやすさや負担のかかり方はかなり違います。

だからこそ復職先は、どこが一番よさそうかではなく、今の自分にどんな職場が合うかで考えることが大切だと思います。

よくあるQ&A

Q1. 復職しやすいのはどこですか?

一概には言えませんが、体制が整った訪問看護や看護師が複数配置のデイサービスは、比較的復職しやすいと感じます。
ただし、訪問看護は事業所差が大きいため、職種名よりフォロー体制で選ぶことが大切です。

Q2. 健診センターはブランク明けでも働きやすいですか?

必ずしも働きやすいとは限りません。
私が経験した健診センターではブランク看護師の受け入れはなく、採血や内視鏡介助の件数も多くて忙しい職場でした。
ただ、日勤のみで生活リズムを整えやすいのはメリットです。

Q3. デイサービスは楽ですか?

医療行為が少ない職場はありますが、楽とは言えません。
看護師1人体制だと判断を任される場面も多く、不安を感じやすいことがあります。
複数配置の職場なら、安心感はかなり変わります。

Q4. 病院に戻りたいけれど急性期は不安です。どう考えればいいですか?

回復期リハ病棟は選択肢のひとつだと思います。
ただし、回復期でも処置が多く残業がある職場はあります。
病院復帰を考えるなら、ブランク歓迎かどうかや教育体制を確認して選ぶのがおすすめです。

一般病棟への復帰が不安な方には、精神科という選択肢もあります

ここまで、訪問看護・デイサービス・健診センター・回復期リハ病棟の4つを比較してきました。

その中でも、「一般病棟に戻るのは不安だけど、看護師としてもう一度働きたい」「処置の多い職場は自信がない」と感じる方には、精神科という選択肢もあります。

私自身、精神科は子育てやブランク明けとも両立しやすいと感じた職場のひとつでした。

復職先として精神科が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください👇

潜在看護師でも精神科なら働ける?長いブランクがある看護師さんを見て感じたこと
潜在看護師の復職先として精神科はあり?長期間のブランクがある看護師さんを見て感じたことをもとに、精神科が候補になりやすい理由と注意点を実体験ベースで解説します。

まとめ

潜在看護師が復職先を選ぶときは、職場のイメージではなく、今の自分の不安や生活に合っているかで考えることが大切です。

今回比較した4つの職場には、それぞれ次のような特徴がありました。

  • 訪問看護は事業所による差が大きいが、体制が整っていれば復職しやすい
  • デイサービスは働きやすそうに見えても、1人体制には注意が必要
  • 健診センターは人気があっても、忙しくブランク不可の職場もある
  • 回復期リハ病棟は病院復帰の選択肢になるが、処置量や残業には差がある
はづき
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私自身、どの職場も実際に働いてみて初めてわかる大変さや働きやすさがありました。
だからこそ、復職先を選ぶときは「なんとなく良さそう」で決めるのではなく、フォロー体制・看護師の配置人数・業務内容まで可能な範囲で確認して比較することをおすすめします。

わたしの体験談が、復職先選びで迷っている看護師さんの参考になればうれしいです。

復職先選びで「結局どんな職場が働きやすいの?」と迷う方は、こちらの記事も参考にしてみてください➡【精神科ナースブログ】限界から転職を繰り返して気づいた「本当に働きやすい職場」の条件

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