子育てや妊活と両立したい看護師さんには、精神科への転職がもっともおすすめです。
私自身、不妊治療と仕事を両立できず「もう看護師を辞めたい」と悩んだ時期がありました。
そんな中で精神科に転職したことで、通院のための時間を確保できるようになったのです。

現在も精神科で働きながら、育児と仕事を両立させています。
一般病棟では体力的にも精神的にも限界を感じていた私ですが、精神科は患者さんの回復過程が長期的で、急変も少なく、自分のペースで働きやすいのが特徴です。
その結果、子育てや妊活と無理なく両立できる環境を手に入れることができました。
この記事では、私の経験をもとに「なぜ精神科転職が両立に向いているのか」「実際の働き方のイメージ」「転職で得られるメリット」をわかりやすく紹介します。
今の職場に限界を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
子育てや妊活と両立したい看護師に精神科転職がおすすめな理由

精神科への転職が両立に向いている理由
結論から言うと、精神科は「残業が少なく、身体的負担も軽いため、子育てや妊活と両立しやすい」職場です。
私自身、妊活や育児との両立に苦しんだ末に精神科へ転職し、ようやく「無理のない働き方」を手に入れました。
精神科で働くメリット
✔夜勤明けの残業がほぼない
✔入浴介助や体位変換が少なく、体力的に負担が軽い
✔記録業務が定型化されており、残業しなくても終わりやすい
✔突発的処置が少なく、シフト調整しやすい
✔心理的ケアが中心で、会話や観察力が活かせる
つまり、「家族の予定や妊活を優先しながら働ける環境」が整っているのです。
なぜ両立しやすいのか?
妊活中の通院や育児中の子どもの急な体調不良は避けられません。
一般病棟では「人手不足で休みにくい」「夜勤明けに長時間残業」など、調整のしづらさが悩みでした。
精神科では突発的な処置が少なく、勤務の予測が立ちやすいため、シフトを調整しやすい傾向があります。
また重労働が一般病棟より少ない分、体力を温存でき、プライベートの時間や妊活の治療にエネルギーを使えるのも大きな違いです。
実際の体験談
✅Aさん(30代・妊活中):一般病棟から精神科へ転職。通院が確実に確保でき、半年後に妊娠。
✅Bさん(40代・2児の母):残業ゼロの精神科病院に転職。夕食を毎日子どもと一緒に食べられるように。
✅私自身(30代・看護師歴12年):健診センターの前残業(早朝出勤)と残業に苦しんでいたが、精神科転職で妊活と両立可能に。復職後も働きやすさを実感。
「今の職場で消耗している」と感じる方は、精神科を選択肢に入れることで働き方が大きく変わります。
➡参考記事:看護師ママ必見!育児と仕事を無理なく両立できる精神科転職のすすめ
精神科看護師の働き方と特徴

1日の流れ
一般科では検査・処置・急変対応が多く、残業につながりやすい一方で、精神科の勤務は突発的処置が少なくルーティンが多いのが特徴です。
また、急性期の病棟では、会話を通した傾聴がケアの中心になることが多いです。
【精神科看護師の1日例】病棟の場合
- 8:30 出勤・情報収集・申し送り
 - 9:00 検温、処置(点滴等)、入浴介助など身体ケア
 - 11:00 記録・薬の準備
 - 12:00 昼食介助・与薬
 - 13:00 午後の検温・処置(必要な方のみ)
 - 15:00 リーダーへの報告・記録
 - 16:00 準夜勤への申し送り、バルーン破棄・おむつ交換など
 - 17:15 退勤
 
このスケジュールを見ればお分かりいただけると思いますが。
✅勤務が予測しやすく、生活リズムが安定
✅身体的負担が少なく、妊活や子育てにエネルギーを残せる
✅精神的なケアに集中でき、看護のやりがいを感じやすい
「子どもの生活リズムを優先したい」「妊活と両立したい」という方には、精神科の環境が大きな支えになります。
こちらの記事で、夜勤がある場合のスケジュールや、訪問看護やクリニックでのスケジュールについても記載しています。
➡育児中の看護師におすすめ!精神科の1日のスケジュールと働きやすさ
精神科転職の注意点と成功のコツ

注意点
精神科にはメリットが多い一方で、向き不向きがあります。
転職を検討する前に、こちらを参考にしてご自身に合っているか確認してみてください。
【精神科で働きやすいと感じやすい人】
✅患者さんと長期的に関わることが好き
✅落ち着いて対話するのが得意
✅身体介助より心理的サポートにやりがいを感じる
【注意したいケース】
✅急性期のスピード感が好き
✅目に見える回復をすぐに実感したい
✅感情的なコミュニケーションが苦手
➡参考記事:精神科看護師は楽?転職前に押さえるべき4つのリアルなポイント
子育て・妊活と両立できる精神科転職のコツ
✔転職サイトを活用して非公開求人を探す
✔病院見学で病棟の雰囲気を確認
✔口コミで働きやすさをチェック
事前に情報を整理して転職すれば「イメージと違った」というミスマッチを防ぎ、長く働ける職場に出会えます。
精神科に興味がある方は、まず無料の転職支援サービスに登録し、求人をチェックしてみましょう。

ただでさえ時間がないのに、登録すると連絡が頻繁に来るから登録したくない…。
このような声が多いため、対策方法や実際に筆者が登録したおすすめのサイトについても記事にしています。
➡参考記事:【大阪・中四国ママナース必見】子育てと両立できる看護師転職サービス&単発バイト4選
まとめ

精神科看護師は、子育てや妊活を優先しながらキャリアを続けられる職場です。
✔残業が少なく体力的にも負担が少ない
✔勤務スケジュールが予測しやすく、生活リズムが整う
✔妊活や子育てと十分に両立可能
仕事と育児の両立がつらいとき、精神科の働き方を知ることで新しい可能性が見えてくるかもしれません。
この記事がその小さなヒントになればと思います。
よくあるQ&A

Q1. 精神科はスキルが身につかない?
A. いいえ。観察力、傾聴力、服薬管理の知識など、どの分野でも役立つ力が得られます。
Q2. 未経験でも転職できる?
A. 多くの精神科病院では未経験歓迎の求人があり、OJTも充実しています。気になる精神科病院、または転職エージェントに問い合わせてみてください。
Q3. キャリアが止まるのが不安です。
A. 精神科でも管理職や専門看護師のキャリアを築けます。むしろ長期的に働きやすい環境です。

  
  
  
  

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