
看護師ママの転職って、結局どこがおすすめなの?
精神科が働きやすいのはわかったけど、他に選択肢はないの?
子育てをしながら働く看護師ママ(いわゆるママナース)にとって、転職は悩みがつきものですよね。
夜勤や残業、急な呼び出し…。「今の働き方は正直もう限界」と感じながらも、どこに転職すれば“無理せず続けられるのか”が分からないという声はとても多いです。
このブログでは精神科の働きやすさについて多く書いていますが、実際には「雰囲気が合わなかった」「精神科以外でスキルを活かしたい」という看護師ママも少なくありません。
そこで今回は、筆者が精神科を経験したあとに実際に働いた現場の中から、ママナースとして「比較的無理なく続けやすかった職場」を3つに絞って紹介します。
結論からお伝えすると、精神科の次の選択肢として現実的だったのは「デイサービス」「訪問看護」「健診センター」でした。
✔この記事を読んでわかること
✅精神科以外で看護師ママが無理せず働ける職場3選
✅それぞれの職場のリアルなメリット・デメリット
✅失敗しないための「求人票の裏側」チェックポイント
私自身、複数回の転職を経験し、精神科を経て看護師ママになりました。

「これなら無理しなくて済む」と思った矢先、再び転職を考えなければならない状況になり、現在も看護師ママとして転職活動中です。
リアルな実体験をもとに、「精神科は合わないかも」と感じたママナースの次の選択肢を、正直に解説していきます。
➡関連記事:【ママナース転職】5回の転職で分かった!子育てと“本当に”両立できる職場ランキングTOP5
看護師ママの転職で大切なのは「無理をしないこと」

看護師ママの転職で優先すべきなのは、給与ややりがいよりも「家庭と両立しながら」無理なく続けられるか」という一点に尽きます。
子育て中は、体力・時間・メンタルすべてにおいて、自分が思っている以上に余裕がありません
どんなに条件が良く見える職場でも、夜勤による生活リズムの乱れや、残業によるお迎えのプレッシャーが続けば、遅かれ早かれ限界がきます。
だからこそ、看護師ママの転職では「頑張れる職場」ではなく、「頑張らなくても回る環境」を戦略的に選ぶことが大切です。
【具体例:私が気づいた「ママナースが続けられない職場」の落とし穴】
私自身、不妊治療中に「続けられそう、やりがいを感じられそう」という理由で、精神科領域の職場を選びました。
当時は、妊娠・出産というライフイベントも重なりましたが、制度面では柔軟に対応してもらい、妊娠中の働きやすさや人間関係、仕事内容に大きな不満はありませんでした。

「今度こそ転職成功した」と思っていました…。
ただ、出産を経て「これから仕事と子育てを両立していく」という段階になったとき、継続して働くことの難しさを現実的に考えるようになりました。
子どもの体調不良など、どうしても避けられない場面を想定したときに、「自分が抜けた場合のフォロー体制が十分とは言えないかもしれない」と感じるようになったのです。
話し合いを重ねた結果、無理に復帰を目指すよりも、今のライフステージに合った働き方を選び直す方が良いと判断し、別の道を選びました。
仕事内容や待遇、人間関係に大きな問題がなくても、「ママになった自分が、無理なく続けられるかどうか」は、また別の視点で考える必要があるのだと気づかされた経験です。
このように、条件ややりがいだけで職場を選んでしまうと、結果的に家庭とのバランスが取りづらくなるケースもあります。
看護師ママにとって本当に大切なのは、
✅仕事が終わったあとも、気持ちに余裕が残っていること
✅突発的な休みが生じても、相談しやすい環境があること
この2つがそろってこそ、「無理をしなくても続けられる働き方」だと、今は感じています。
精神科の次に選ばれやすい“無理しない働き方”3選

精神科以外にも、看護師ママが自分を削らずに続けやすい働き方はあります。
まずは、ママナースが選びやすい代表的な働き方を全体像で比較してみましょう。
| 働き方 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| デイサービス | 日勤帯のみで体力的な負担が少なく、ブランク復帰や妊活中の看護師ママにも選ばれやすい。 | 収入は病院より低めな傾向。 看護師1人体制の職場では、休みや判断体制の確認が必須。 |
| 訪問看護 | 利用者1人ひとりにじっくり関われる。ママナースが多い職場では、子育てへの理解が得られやすい。 | 基本は単独訪問のため判断を一人で行う場面が多い。体制によってはオンコール対応が必要な場合も。 |
| 健診センター | 日勤中心で急変リスクが低く、精神的なプレッシャーが少ない働き方。 | 早朝勤務や土曜出勤がある職場も多い。繁忙期は受診者数が増えるため残業が発生するケースも。 |
ここでは、実際に筆者がこれまで勤務してきた転職先の中から、ママナースに選ばれやすかった職場を3つに絞り、メリット・デメリットの両面から詳しく解説します。
① デイサービス|日勤のみで体力的に続けやすい
体の負担をできるだけ減らし、生活リズムを安定させたい看護師ママには、「大手法人が運営するデイサービス」が選択肢の一つになります。
✔メリット
✅日勤のみ: 夜勤がなく、家庭との生活リズムを整えやすい。
✅身体的負担が少なめ: 医療処置が比較的少なく、体への負担が軽い傾向。
✅安定性: 上場企業や大手法人の場合、職員体制や福利厚生が整っていることが多い。
✔デメリット・注意点
✅看護師1名配置の不安: 急な休みが取りづらかったり、判断を一人で求められる場面がある。
✅人間関係: 介護士との役割分担や価値観の違いで悩むケースも。
✅給与面: 病院勤務と比べると、総支給額が下がることが多い。
【ポイント】
「看護師が複数名配置されていること」+「母体が大きい法人」を条件に探すと、休みやすさと安定性のバランスが取りやすくなります。求人を探してみると最近は新規立ち上げのデイサービスも増えており、人間関係がフラットな“穴場求人”として検討する価値を感じました。
② 訪問看護|子育てに理解のある職場が多い
看護師ママが「続けやすさ」を重視する場合、ママナースが一定数在籍している訪問看護ステーションは有力な選択肢の一つです。
✔メリット
✅理解が得られやすい: ママナースが多い職場では、「お互い様」の雰囲気があり、急な休みにも比較的理解がある。
✅看護に集中できる: 病院のように時間に追われる業務ではなく、利用者一人ひとりと丁寧に関われる。
✔デメリット・注意点
✅判断の重さ: 基本的に一人で訪問するため、急変時などは自分で判断を求められる場面がある。
✅すぐに抜けられないことも: 訪問中に保育園から呼び出しがあっても、次の訪問予定によっては即対応できないケースがある。
✅体制差が大きい: ママナースが少ないステーションでは、オンコール免除が難しい場合も。
【ポイント】
面接時には「オンコール免除の可否」と「ママナースの具体的な在籍割合」を必ず確認しましょう。 最近は求人票に「ママナース多数在籍」と明記されているステーションもあり、判断材料になります。
③ 健診センター|精神的な負担が少ない働き方
「命に関わるプレッシャーから少し距離を置きたい」と感じている看護師ママには、健診センターという選択肢もあります。
ただし、「楽そう」というイメージだけで選ぶと、ギャップを感じやすい職場でもあります。
✔メリット
✅精神的な安定: 基本的に健康な人が対象で、急変リスクが比較的低い(体調不良者が出ることはあり)。
✅業務がルーティン化されている: 医療処置は限られており、業務内容がある程度決まっている。
✔デメリット・注意点
✅早朝勤務: 健診開始が早く、7時台出勤など朝が早い職場もある。
✅手技へのプレッシャー: 繁忙期は人数が多く、スピードを求められる。
✅事務作業が多い: 看護業務以外の作業が増え、やりがいを感じにくくなることも。
【ポイント】
「出勤時間」と「1日の採血件数(受診者数)」、そして残業の実態は必ず確認しましょう。 「残業が少ない」と書かれていても、繁忙期には常態化しているケースもあるため、ママナースにとっては重要なチェック項目です。
➡関連記事:「人気求人=働きやすい」は大間違い?看護師が後悔した“人気職場”の落とし穴とは
看護師ママの転職で失敗しないための注意点

看護師ママの転職で本当に大切なのは、求人票に書かれている条件そのものよりも、「実際にその職場でママナースがどう扱われているか」というリアルな部分です。
「託児所あり」「時短勤務可」と記載されていても、
✅忙しさから実際には制度が使われていない
✅子どもの体調不良で休むと、周囲に気を遣う雰囲気がある
といったケースは決して珍しくありません。
制度があるかどうかではなく、「本当に使われているか」を見極める視点が重要です。
✔ママナースの在籍人数: 複数名いれば、急な休みにも対応しやすい体制である可能性が高い。
✔直近1年の離職状況: ママナースが定着しているかどうかは重要な判断材料。
✔残業の実態: 「平均〇時間」を具体的に確認(時期によって変動する職場もある)

現在は、これまでの失敗経験を踏まえながら、ママナースとしてこれらを軸に「無理なく続けられるか」という視点で求人を探しています。
これらの情報は、個人で集めるには限界があります。
内部事情に詳しい看護師転職エージェントを活用し、 「実際に休みは取れているか」「ママナースの退職理由は何か」といった点まで確認できると、転職の失敗リスクを大きく下げることができます。
➡関連記事:看護師転職サイトを使わない方がいい?【結論】6回転職活動してわかった正しい使い方
よくあるQ&A

Q. 精神科以外だと、働きやすさは下がりますか?
A. 一概には言えません。精神科は「時間的」には働きやすいと感じる方が多い一方で、独特の空気感や精神的な疲れを感じるケースもあります。今回紹介した3つの職場は、精神科とは違う方向性で「無理せず続けやすい働き方」を実現できる選択肢だと感じています。
Q. 給与が下がるのが不安です。どう折り合いをつけましたか?
A. 私は「子どもと過ごす時間」を時給換算して考えるようにしています。夜勤手当や残業代が減っても、家庭が安定し、子どもと穏やかな時間を過ごせれば、結果的に家計全体ではプラスになると感じることも多いです。
Q. 転職活動はいつ始めるのがベストですか?
A. 「辞めたい」と本格的に追い込まれる一歩手前、つまり「情報を集める余裕があるうち」に動き始めるのがおすすめです。焦って決めてしまうと、同じような働き方を繰り返してしまうことがあります。(筆者は経験済みです)
まとめ|看護師ママの転職は「頑張らない選択」でいい

看護師ママの転職は、キャリアアップを追い求める時期ではなく、「自分と家族の生活を守るための戦略的な選択」であっていいと、私は感じています。
今回ご紹介した、精神科以外の無理しない働き方は次の3つです。
✔デイサービス: 体力的な負担を抑え、生活リズムを整えたい人向け
✔訪問看護: やりがいと、子育てへの理解がある環境を重視したい人向け
✔健診センター: 精神的なプレッシャーから距離を置きたい人向け
「今の職場が正直つらい。でも精神科はちょっと違う気がする…」そう感じているなら、今回の3つの選択肢は、“次の一歩”を考えるための現実的な候補になるはずです。
「今の働き方、ちょっとしんどいかも」そう感じた瞬間こそが、働き方を見直すタイミングです。
あなたと家族が、今より少し楽に、笑顔で過ごせる働き方はきっとあります。
無理を重ねる前に、「頑張らなくても続けられる選択肢」があることを、どうか忘れないでください。



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