
デイサービス看護師って、病棟より楽?
夜勤や残業を減らして、もう少し無理なく働きたい
結論からお伝えすると、私はデイサービスの方が病棟よりも無理なく働けると感じました。
実際に働いた施設では残業がほとんどなく、休む際には派遣看護師を手配してもらえるなど、柔軟に働ける環境でした。
ただし、デイサービス=楽な仕事とは言い切れません。 看護師1人体制や医療処置が必要な場合もあり、施設によって働き方は大きく異なります。
この記事では、主に次の3つを紹介します。
- デイサービス看護師で「楽・きつい」と感じたこと
- 実際に行っていた仕事内容
- ママナースが求人選びで確認したいポイント

私は回復期リハ病棟を3か月で退職したあと、都内のデイサービスで看護師パートとして1年6か月勤務しました。
当時はまだママではありませんでしたが、現在は子育てをしながら看護師として働いています。実際の勤務経験から、デイサービスの働きやすさと注意点をお伝えします。
「病棟はしんどい。でも看護師は続けたい」という方が、自分にデイサービスが合うか判断する参考になればうれしいです。
デイサービス看護師は楽?きつい?1年半働いた結論

デイサービスで1年6か月働いた私の結論は、病棟より負担が少ないと感じる部分はあったものの、「楽な仕事」とは言い切れないということです。
病棟より無理なく働けると感じた理由
私が働いていたデイサービスでは、残業はほとんどなく、病棟のように常に時間に追われる場面も少なめでした。
病棟勤務では、患者さんのケアや処置、退院支援、記録、家族対応など、複数の業務を同時に進めることに大変さを感じていました。
一方、わたしの勤務先では利用者さんの健康管理や必要な処置を予定に沿って行うことが多く、比較的落ち着いて仕事ができる環境でした。
そのため私にとっては、仕事内容が簡単というより、慌ただしさや残業による負担が少ない点で働きやすかったです。
ただし「何もしなくていい仕事」ではない
デイサービスは医療処置が少ないイメージがありますが、看護師として判断や処置を求められる場面はあります。

私の勤務先では看護師は基本1人体制で、バイタルチェックのほか、ストーマ・バルーン・インスリン、入浴後の褥瘡処置などにも対応していました。
褥瘡の悪化や利用者さんの体調不良に1人で対応することもあり、不安を感じた場面は何度かあります。
また、看護業務だけでなく、介護スタッフと一緒に見守りやレクリエーション、機能訓練に入ることもありました。
医療処置が少なくても、看護師としての判断や対応が不要なわけではありません。
【デイサービス看護師の仕事内容】実際に行っていた業務

私が勤務していたのは、定員18人ほど、要支援2〜要介護5の方が利用するデイサービスで、看護師は基本的に1人体制でした。
健康管理・医療処置
デイサービス看護師の主な看護業務は、利用者さんの健康管理と必要な医療処置です。
私が実際に行っていた看護業務は、次のとおりです。
- バイタルチェック・必要時のSpO2測定
- ストーマ・バルーン・インスリンなどの対応
- 入浴後の褥瘡処置・軟膏塗布
- 体調不良時の対応・観察記録
介護・レクリエーション・機能訓練
私が勤務していたデイサービスでは、介護スタッフと一緒に利用者さんの生活を支える業務にも入っていました。
- 移動・歩行の見守り
- 排泄介助・オムツ交換
- 食事の配膳・食事介助
- レクリエーションへの参加
- 体操など機能訓練のサポート
そのため、「看護師業務だけをしたい」という方は、介護業務の範囲を事前に確認しておくことが大切です。
デイサービスは施設ごとに仕事内容がかなり違う

デイサービスは、施設によって利用者さんの介護度や看護師の仕事内容がかなり違います。

転職活動中に見学したリハビリデイサービスでは、私が働いていた施設とは仕事内容が大きく異なっていました。
見学したリハビリデイサービス
見学した施設では、「申し訳ないほど医療行為はありません」と説明されました。
10メートル以上歩ける方を対象としており、要介護の利用者さんはいないとのこと。看護師の主な業務は次の3つでした。
- バイタルチェック
- 利用者さんの送迎
- 書類作成
この経験からも、デイサービスは施設によって看護師の役割が大きく変わると感じています。
医療処置の量や看護師1人体制の負担が気になる方は、求人票だけでなく、利用者さんの介護度や必要な医療処置まで確認しておくと安心です。
デイサービス看護師で「楽だったこと・きつかったこと」

デイサービスは病棟より負担が少ないと感じる部分がある一方、看護師1人体制ならではの不安もありました。
【楽だった】残業が少なく終業の見通しが立ちやすい
私が働いていたデイサービスでは、利用者さんの帰宅時間が決まっていたため、残業はほとんどありませんでした。
体調不良時も、その場で治療を続けるのではなく、家族への連絡や救急搬送につなげるため、急な対応があっても業務が長引くことは少なかったです。
予定されている看護処置が中心のため、長時間マルチタスクに追われにくい点も働きやすさのひとつでした。
【きつかった】看護師1人で判断する場面がある
一方で、不安だったのが看護師1人体制で判断することです。
利用者さんの体調について介護スタッフから相談されることも多く、異変がないか観察し、必要時の対応を判断する必要がありました。

働き始めた頃は、「家族へ連絡するのか」「救急要請が必要なのか」と迷い、あたふたしたこともあります。
慣れるまでは、医療処置そのものより「1人で判断する責任」を負担に感じました。
デイサービス看護師はママナースにも向いてる?


デイサービスで働いていた当時は、まだママナースではありませんでした。
現在子育てをしながら看護師として働く立場で振り返ると、デイサービスは看護師ママにも検討しやすい働き方だと感じています。
日勤のみ・残業が少ないのは大きなメリット
私が勤務していたデイサービスは日勤のみで、残業もほとんどありませんでした。
報告書を作成する時期には介護スタッフの作業を手伝うこともありましたが、基本的には定時で帰宅していました。

利用者さんの緊急搬送に付き添った看護師が、記録のため30分ほど残業したことはあったようですが、私自身はほとんど残業していません。
終業の見通しが立ちやすく、仕事後の予定を立てやすい点は、子育て中の看護師ママにとって大きなメリットだと感じます。
「休める体制」があるかは必ず確認したい
看護師ママが確認しておきたいのが、急に休むときの代替体制です。
私の勤務先は看護師1人体制でしたが、勤務できない日は派遣看護師を手配してくれることがあり、休みの相談もしやすい環境でした。
一方、転職活動中には看護師2人体制のデイサービスもありました。
子どもの体調不良などによる急な休みが心配な方は、看護師の配置人数だけでなく、欠勤時に誰が代わるのかまで面接や見学で確認しておくと安心です。
デイサービス以外も含めて、子育てと両立しやすい職場を比較したい方はこちらの記事も参考にしてください👇
➡【ママナースが働きやすい職場4選】転職6回でわかった育児と両立する働き方
デイサービス看護師に向いている人・向かない人

実際の勤務経験から、デイサービス看護師に向いている人・向かない人をまとめると次のとおりです。
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| 夜勤や残業を減らしたい | 医療処置を多く経験したい |
| 病棟の慌ただしさから離れたい | 看護業務だけに集中したい |
| 高齢者との関わりが好き | 介護業務やレクリエーションが苦手 |
| 家庭と両立しやすい働き方を探している | 1人で判断する場面に強い不安がある |

私は、病棟のように常に時間に追われる働き方から離れ、生活に近い場で看護師資格を活かしたい方には、デイサービスも選択肢になると感じています。
ただし、仕事内容は施設によってかなり違うため、自分が希望する働き方に合うかは応募前に確認しておきましょう。
デイサービス看護師へ転職前に確認したい5つのポイント

デイサービスは施設によって仕事内容や働きやすさが大きく異なるため、求人票だけで判断しないことが大切です。
私の勤務経験や転職活動から、特に確認したいポイントを5つにまとめました。
- 看護師は1人か複数名体制か
- 利用者さんの介護度と必要な医療処置
- 介護・レクリエーション・送迎をどこまで担当するか
- 残業はどの程度あるか
- 急な欠勤時に代わりの看護師を確保できるか
自分が避けたい業務や譲れない条件を決めて、面接や見学で確認しておくとミスマッチを減らせます。
不安なら単発・派遣で試すのもあり
「デイサービスが自分に合うかわからない」という方は、いきなり常勤やパートで転職せず、単発・派遣で働いてみる方法もあります。

私が勤務していたデイサービスにも派遣看護師さんが来ており、実際に働いてみて「デイサービスが合っている」と感じ、常勤を検討している方もいました。
単発や派遣なら、職場の雰囲気や介護スタッフとの連携など、求人票だけではわかりにくい部分を実際に確認できます。
たとえば、スーパーナースでは、デイサービスを含む介護施設の単発・派遣求人も扱っています。
「まずは1日働いてみたい」「転職前にデイサービスを経験してみたい」という方は、求人をチェックしてみてください。※単発・派遣求人の有無や就業条件は、地域や時期によって異なります。
私がスーパーナースに登録したときの体験談はこちらにまとめています👇
➡スーパーナースの長期派遣はどう?評判・口コミと登録した看護師の体験談
【まとめ】デイサービスは病棟がしんどい看護師の選択肢の1つ

デイサービスで1年6か月働いた経験から、私は病棟よりも無理なく働ける部分が多いと感じました。
残業が少なく、長時間マルチタスクに追われにくい一方で、看護師1人体制で判断したり、医療処置や介護業務に入ったりすることもあります。
そのため、「デイサービス=楽な仕事」とは言い切れません。
また、施設によって仕事内容は大きく異なるため、利用者さんの介護度や医療処置、看護師の配置体制まで確認しておくことが大切です。
いきなり転職するのが不安な方は、単発や派遣で病院以外の働き方を試してみる方法もあります。
看護師ママが使いやすい単発・派遣サービスはこちらの記事で比較しています👇
➡看護師ママにおすすめの単発バイト・派遣サービスは?カイテク・MCナースネット・スーパーナースを比較


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