病院勤務の忙しさや人間関係が合わず、「看護師は続けたいけれど、病院以外で働ける場所はないかな」と悩んでいませんか?
特に子育て中の看護師ママにとって、夜勤や残業のある働き方を続けるのは簡単ではありません。
私自身、上京後すぐに回復期リハ病棟に常勤で転職したものの、環境が合わず3ヶ月で退職した経験があります。
「病院ではもう働けないかもしれない」と自信をなくしていた時期に見つけたのが、近所にあったデイサービス看護師パートでした。

ママになってから実際にデイサービスで働いたわけではありませんが、私は過去に都内のデイサービスで看護師パートとして1年6か月勤務していました。
勤務時間は8時30分〜17時30分。月〜土のうち週5日程度のシフト制で、病院とは違う働き方を経験しました。
実際に働いてみると、病棟のような残業はほとんどなく、勤務できない日は職場が派遣の看護師さんを依頼してくれるなど、とても柔軟に働かせてもらえました。
仕事内容は、バイタルチェックなどの健康管理、介護・レクリエーション・機能訓練が中心でした。
ただし、デイサービス看護師は「医療処置が少なくて楽」と言い切れる仕事ではありません。
私が勤務していた一般的なデイサービスでは、要支援2〜要介護5の方が利用されており、ストーマ・バルーン・インスリン対応が必要な場面もありました。
また、転職活動をする中で、同じデイサービスでも仕事内容は施設によって大きく違うと感じました。
この記事では、デイサービス看護師として1年6か月勤務した私の体験談をもとに、仕事内容・働きやすかった理由・注意点を看護師ママ目線でまとめました。
病院以外で、夜勤なし・残業少なめ・家庭と両立しやすい職場を探している看護師ママの参考になればうれしいです。
デイサービス以外の選択肢も比較したい方は、看護師ママに働きやすい職場をまとめたこちらの記事も参考にしてみてください👇
➡看護師ママの働き方に合う職場はどこ?転職6回で分かった両立しやすい働き方4選
回復期リハを3ヶ月で辞めた私が、近所のデイサービスで働いた話

回復期リハが合わず、常勤を3ヶ月で退職した
私は上京後すぐに、回復期リハビリ病棟で常勤看護師として働き始めました。
でも、結果的には3ヶ月で退職しています。
回復期リハは、急性期とは違う忙しさがあります。リハビリ状況の把握、ADLの確認、退院支援、家族対応、記録、チーム連携など、思っていた以上にやることが多く、当時の私にはうまく適応できませんでした。

「常勤で入ったのにたった3ヶ月で辞めてしまった。もう病院では働けないかもしれない」そんなふうに、自信をなくしていた時期です。
看護師として働きたい気持ちはあるのに、病院のスピード感や人間関係、常勤としての責任に気持ちが追いつかない。
当時はまだママではありませんでしたが、「病院勤務が合わない」「常勤がしんどい」と感じる看護師さんの気持ちは、今でもよくわかります。
結婚して環境に慣れない中、近所のデイサービスを見つけた
回復期リハを退職したあとに見つけたのが、近所にあったデイサービス看護師パートでした。

当時の私は、結婚して上京したばかり。新しい生活にも慣れておらず、心身ともに余裕がありませんでした。
そんな中で見つけたのが、家から近くて日勤帯で働けるデイサービスの求人でした。
私が勤務していたのは一般的なデイサービスで、利用者さんは要支援2〜要介護5の方までおられました。
定員は10〜18人ほど。看護師は基本的に1人体制でした。
デイサービスは「医療処置が少なくて楽そう」と思われることもありますが、医療行為がまったくないわけではありません。
私がデイサービスで行っていた主な業務
- バイタルチェック・SpO2測定
- ストーマ・バルーン・インスリンの対応
- 入浴後の褥瘡処置
- 機能訓練や簡単な観察記録
看護師の判断が求められる場面もありましたが、病棟のように常にバタバタしている雰囲気ではなく、落ち着いて取り組める場面が多かったです。
残業もほとんどなく、私にとっては病院で常勤として働いていたときよりも、ずっと息がしやすい職場でした。
看護師ママになった今も「あの働き方は候補になる」と思った
私は、看護師ママになってからデイサービスで勤務したわけではありません。
それでも、残業がほとんどなく、病棟ほど慌ただしさに追われにくく、勤務の相談もしやすかった点を考えると、看護師ママにとって現実的な選択肢のひとつだと感じています。
看護師は基本的に1名体制でしたが、私が勤務できない日は派遣の看護師さんを依頼してくれることもあり、体調不良のときも相談しやすい職場でした。

ママになった今振り返っても、デイサービス勤務はママナースにとって現実的な選択肢だと感じています。特に母体が大きい施設であれば、常勤でも給与や福利厚生が安定し、長く働きやすい可能性があると感じたからです。
もちろん、すべての施設に当てはまるわけではありません。それでも、デイサービスでのパート勤務は、私に「病院以外にも看護師として働ける場所がある」と思わせてくれた経験です。
医療処置が少なめで、落ち着いて働ける職場を探している方は、こちらの記事も参考にしてください👇➡時短に限界を感じた看護師ママへ|精神科が転職先としておすすめな理由【実体験】
デイサービス看護師が働きやすいと感じた理由

私がデイサービス看護師として働いた経験から「看護師ママに働きやすい」と感じた理由をまとめました。
- 残業がほとんどなかった
- 休みの相談がしやすかった
- 病棟よりも医療処置に追われる場面が少なかった
残業がほとんどなかった
私が働いていたデイサービスでは、残業はほとんどありませんでした。
病棟のように急な入院対応や記録残業に追われることが少なく、勤務時間が終われば帰れる日が多かったです。

シンプルですが、残業が少ないことは仕事と家庭を両立するママナースにとって大きなメリットだと感じます。
休みの相談がしやすかった
デイサービスで働いていてありがたかったのは、勤務の相談がしやすかったことです。
私が働いていた職場では、看護師は基本的に1名体制でしたが、勤務できない日は派遣の看護師さんを依頼してくれることもありました。

「休んだら現場が回らないかもしれない」というプレッシャーが少なく、体調不良のときも相談しやすかったのは本当にありがたかったです。
子どもの体調不良などで急に休む可能性がある看護師ママにとって、勤務の相談がしやすいかどうかは大切なポイントだと思います。
ただし、すべてのデイサービスが同じように対応してくれるわけではありません。看護師が1名体制なのか、2名体制なのか、休みのときに代わりの看護師を手配してもらえるのかは、応募前や面接時に確認しておくと安心です。
病棟よりも医療処置に追われる場面が少なかった
デイサービスでは、病棟のように医療処置や急変対応に追われる場面は少なかったです。
私が働いていた職場では、バイタルチェックや健康観察、必要時の処置、機能訓練のサポートなどが中心でした。
ただし、デイサービス看護師は「医療処置がまったくない仕事」ではありません。
一般的なデイサービスでは、利用者さんの介護度が高かったり、ストーマ・バルーン・インスリン対応などが必要になることもあります。

医療処置がほとんどない職場を希望する場合は、一般的なデイサービスよりもリハビリデイサービスの方が合う可能性があります。転職活動中に見学した施設では「10メートル以上歩ける自立した方が基本対象」「申し訳ないほど医療処置はありません」と説明されたこともありました。
同じデイサービスでも仕事内容は施設によって異なりますが、病棟の忙しさから少し離れたい看護師ママには、検討する価値のある働き方だと感じます。
デイサービス看護師に向いている人・注意したい人

デイサービス看護師は、夜勤がなく残業も少ない職場が多い一方で、介護業務やレクリエーション、機能訓練のサポートに入ることもあります。
そのため、病棟とは働き方が大きく違います。自分が「看護師としてどんな働き方をしたいか」によって、向き・不向きが分かれる職場だと感じました。
デイサービス看護師に向いている人
- 夜勤なしで働きたい人
- 残業が少ない職場を探している人
- 医療処置が少なめの職場で働きたい人
- 高齢者との関わりが好きな人
- 介護やレクリエーションにも抵抗がない人
- 子育てや家庭と両立しやすい職場を探している人
デイサービスは、医療処置や急変対応に追われる職場ではなく、利用者さんの健康状態を観察しながら、介護士さんと協力して、デイサービスでの1日を支える働き方です。

夜勤や残業を減らしながら、家庭と両立して働きたいママナースには、検討する価値のある働き方だと感じます。
デイサービス看護師になる前に注意したい人
- 医療処置をしっかり続けたい人
- 看護師業務だけに集中したい人
- 介護業務やレクリエーションが苦手な人
- 急性期の看護スキルを維持したい人
- 高い収入を最優先したい人
一方で、デイサービスは「看護師業務だけをしっかりやりたい人」には、少し物足りなく感じるかもしれません。
実際には、介護スタッフさんと一緒に見守りをしたり、レクリエーションに参加したり、機能訓練のサポートに入る場面もあります。

施設によっては介護度が高い利用者さんもいるため、ストーマ・バルーン・インスリン対応など、一定の医療処置が必要になることもあります。ただし、基本的には状態が落ち着いている利用者さんが多く、病棟のように急性期の処置や急変対応に追われる働き方とは違いました。
デイサービスは「看護師としてバリバリ医療処置をしたい人」よりも「生活に近い場で、無理なく看護師資格を活かしたい人」に向いている働き方だと感じます。
看護師ママがデイサービス求人を探すなら、常勤・パート・単発・派遣から選べる

デイサービス看護師の求人は、常勤・パート・単発・派遣など、働き方を選びやすいのが特徴です。
ただし、同じデイサービスでも、看護師の役割や介護業務の割合、忙しさ、休みやすさは職場によってかなり違います。
長く働きたい場合は、求人票だけで判断せず、母体や勤務体制、実際の仕事内容まで確認しておくと安心です。
常勤やパートで探すなら、母体と勤務体制を確認する
デイサービスはパートのイメージが強いかもしれませんが、母体が大きい法人や施設であれば、常勤でも給与や福利厚生が安定している場合があります。

私自身、育休中に転職活動をしていたとき、デイサービスも視野に入れていました。実際に求人を見ていると、有名な法人や上場企業が運営しているデイサービスでは、福利厚生や研修制度が整っているところもありました。
一方で、デイサービスは施設によって看護師の役割や業務範囲が大きく変わります。
常勤やパートで長く働きたい場合は、給与や福利厚生だけでなく、勤務体制も確認しておくことが大切です。
デイサービス求人で確認したいこと
- 看護師は1名体制か、複数名体制か
- 介護業務やレクリエーションの割合
- 送迎業務があるか
- 医療処置の内容
- 急な休みのときの代替体制
- 残業や夜勤の有無
- 福利厚生や研修制度が整っているか
結局、私は家から近かった訪問看護を選びましたが、将来的にはデイサービスという働き方もありだと思っています。
夜勤なしで正社員を目指したい看護師ママにとって、デイサービスは病院以外の現実的な選択肢になると感じます。
不安があるなら、単発・派遣で雰囲気を見てから決めるのもあり
とはいえ、いきなり常勤やパートで転職するのが不安な方もいると思います。
病院や施設からデイサービスに転職すると、仕事内容や職場の雰囲気の違いに驚くこともあるかもしれません。
そのため、まずは単発や派遣で一度働いてみて、自分に合う職場かどうかを確認するのもひとつの方法です。

実際に派遣でデイサービスに来ていた看護師さんの中には、デイサービスの働き方が合っていて、常勤も検討している方がいました。
看護師ママの場合は、仕事内容だけでなく、残業・休みやすさ・送迎業務の有無・看護師の人数も確認しておきたいポイントです。
単発でデイサービスや介護施設の仕事を試してみたい方は、エージェントなしで使えるカイテクも選択肢になります。
詳しくは、カイテク看護師の口コミ記事でまとめています。
まとめ|デイサービス看護師は、病棟が合わなかった私にとって働きやすい職場だった

私は回復期リハ病棟を3ヶ月で退職したあと、近所のデイサービスで看護師パートとして働きました。
当時はまだママではありませんでしたが、結婚して上京したばかりで環境に慣れていなかった私にとって、残業が少なく勤務の相談もしやすいデイサービスの働き方は、とてもありがたいものでした。

デイサービス看護師は「楽な仕事」と言い切れるわけではありません。医療処置や介護業務、レクリエーション、機能訓練のサポートに入ることもあります。
それでも、病棟勤務がしんどい、夜勤や残業を減らしたい、家庭と両立しながら看護師を続けたい方にとって、デイサービスは現実的な選択肢のひとつだと感じます。
ただし、仕事内容や看護師の役割は施設によって大きく違います。気になる方は、求人票だけで判断せず、見学や単発・派遣・パートで雰囲気を確認してから選ぶと安心です。
デイサービス以外の働き方も比較したい方は、看護師ママに働きやすい職場についてまとめた記事も参考にしてみてください👇
➡看護師ママの働き方に合う職場はどこ?転職6回で分かった両立しやすい働き方4選

コメント