【もう限界】妊活中の看護師へ|「休職しない」働き方で両立を叶えた私の実体験

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※本記事は、筆者の看護師としての経験や取材をもとに執筆したもので、ママナースや妊活中のナースの方がより自分らしく働けるよう「情報提供」を目的としています。医療・妊活・転職などの重要な判断を行う際は、必ず医療従事者や専門家、公的機関などにご相談のうえご判断ください。
記事内容は特定のサービスや医療行為を推奨するものではありません。

妊活ナースの転職

限界を感じるあなたへ。「辞める」前に知ってほしい働き方

妊活しながら働いていた頃は毎日、仕事をしながら頭の片隅では「今日が排卵日かも…」と焦る日々でした。

生理が来るたびに心が折れそうになり、仕事と妊活の板挟みで「もう限界」と感じていませんか?

真面目で責任感の強い看護師さんほど、「妊活するなら仕事を休むしかない」「辞めなきゃ両立なんて無理」そんな風に思い込んでしまいがちです。

でも、実はもう一つの選択肢があります。

それが、「働く環境を変える」という道です。

➡関連記事:不妊治療中の看護師へ|通院日も休める「精神科転職」で両立を叶えた私の実体験

限界まで頑張らない!「環境を変える」だけで妊活を続けられる可能性がある

妊活中の看護師さんが仕事と治療を両立させるための鍵は、「辞める」という道を選ぶ前に、「環境を変えるという可能性を探ること」にあるのではないでしょうか。

不妊治療は長期戦になるケースがあります。

退職や休職を選ぶと、経済的な不安やキャリア中断のストレスが増える場合もあります

だからこそ、体と心の負担を減らしながら続けられる職場を選ぶことが大切です。

悩む看護師
悩む看護師

妊活中に転職なんて無理、新しい職場で妊娠したらどうするの?
先々のことを考えると、転職ではなく退職して主婦になるか、休職(制度があるなら)するのが妥当なんじゃない?

筆者の周りでも、このように話す同僚が多いです。というかほとんどの人がこんな風に考えているのではないでしょうか。

関連記事:転職後すぐ妊娠したら?看護師が安心して産休・育休を取るためのポイント

転職前の職場では、残業の多さや早朝勤務などもあり通院との両立に限界を感じていました。

「このままじゃ治療も仕事も中途半端になる」と思ったとき、思い切って精神科への転職を決断しました。

結果、月に1回お休みを頂いて通院ができるようになり、治療も仕事も無理なく続けることができました。

比較項目一般病棟勤務精神科クリニック勤務
通院のしやすさ休日や早朝のみ平日午前の通院も調整可
身体的負担長時間の立ち仕事座り仕事中心・残業少なめ
メンタル面焦りと罪悪感同僚からの理解でゆとりが出来る

仕事も妊活も両立したいなら、まずは「自分にとって負担の少ない職場」を探すことから始めてみませんか?

それは決して逃げではなく、「自分を守るための戦略」になり得るのです。

「妊活中です」と伝えたことが職場へ理解してもらう最短ルートになった

私の場合、面接で妊活中であることを伝えたところ、本当に理解してくれる職場に巡り会えたと感じています

不妊治療と仕事の両立で一番難しかったのは、通院のスケジュールが読めないことでした。

最初から事情を共有したことで、勤務調整や休暇取得への理解を得やすくなり、安心して働くことが出来ました。

面接エピソード

私は転職面接でこう伝えました。

はづき
はづき

現在、不妊治療中ですが、できるだけ長く働きたいと思っています。

すると、院長から返ってきたのは、

院長
院長

休む日がわかり次第教えてくれたら大丈夫です。育休実績もありますからね。

という温かい言葉でした。

結果的に転職してから1ヶ月で妊娠しましたが、妊娠後も安心して働けて、復職もスムーズにできました。

不妊治療中にいくつかの会社を受け、そこで伝えたことで得られるメリットをまとめてみました。

伝える内容採用側の印象得られるメリット
不妊治療中であること誠実・信頼できる印象配慮ある勤務体制が期待できる
出産後も働きたい意思長期的な人材と見なされる育休・復職がスムーズ

関連記事:【看護師転職】面接で不妊治療は伝えるべき?実体験から分かった本音と成功のコツ

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夫婦で「建設的な話し合い」出来ていますか?夫の理解は妊活支援にもなる

妊活中の夫婦関係を保つには、感情ではなく「事実ベースで共有すること」が本当に大切です。

治療スケジュール、費用、勤務時間——どれも現実的で避けられない課題ばかり。

だからこそ、感情的にぶつかるよりも、「情報を共有して一緒に向き合う姿勢」を持つ方が、関係も妊活も長く続けられます。

はづき
はづき

正直、私たち夫婦は最初は衝突ばかりでした。

夫は「子どもがほしい」と言いながら、治療にも家事にも非協力的。

私が仕事で疲弊しており、転職したいと相談しても、「今転職してすぐ妊娠したら育休とれなくない?お金どうするの?」と現実的なことばかり言われ、理解してもらえない苦しさに涙した夜もありました。

正直、あの頃は本気で離婚を考えていましたね…

でも、ある日を境に「もう感情でぶつかるのはやめよう」と決めました。

ノートに「通院予定」「出費」「勤務スケジュール」を一緒に整理して見える化したんです。

すると不思議なことに、夫が少しずつ家事を分担してくれるようになり、「この日は病院なんだね」「体調どう?」「お金足りてる?」と気遣ってくれる言葉が増えました。

感情をぶつけ合うより、現実を共有する。

それが、私たち夫婦が“妊活を続けるためのチーム”になれた一番のきっかけでした。

まとめ|「辞めなくてもいい」と知るだけで、心が軽くなる

妊活中の看護師さんが本当に守るべきものは、「仕事」ではなく——自分と家族の時間ではないでしょうか。

けれど、それを守るために「辞める」必要はありません。

妊活中で働きながら、通院や勤務調整に悩む日々は本当に苦しいですよね。

私たち夫婦も、何度もぶつかって、泣いて、それでも続けてきました。

だからこそ伝えたいのは、「もう限界かも」と思ったときこそ、“働く環境を変える”という選択肢を思い出してほしいということ。

不妊治療と仕事の両立は、あなたの努力や根性ではなく、職場の理解や体制によって大きく変わる可能性があります。

安心して治療を続けられるかどうかは、環境も重要なのです。

妊活キャリアも、どちらかを諦める必要はありません。

どちらも大切にできる働き方を、是非探ってみてください。

もし今、「転職した方が楽かも」と感じているなら——

どうか自分を責めずに、まずは妊活に理解のある職場を探すことから始めてみてください。

それが、あなたとご家族を守る第一歩になるかもしれません。

不妊治療中の看護師へ|通院日も休める「精神科転職」で両立を叶えた私の実体験
不妊治療と看護師の仕事を両立するのは本当に大変。この記事では、通院日に休みが取りやすい「精神科転職」という選択肢を、筆者の実体験をもとに紹介します。無理のない働き方を考えるヒントにしてみてください。

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