【看護師転職】面接で不妊治療は伝えるべき?実体験から分かった本音と成功のコツ

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※本記事は、筆者の看護師としての経験や取材をもとに執筆したもので、ママナースや妊活中のナースの方がより自分らしく働けるよう「情報提供」を目的としています。医療・妊活・転職などの重要な判断を行う際は、必ず医療従事者や専門家、公的機関などにご相談のうえご判断ください。
記事内容は特定のサービスや医療行為を推奨するものではありません。

妊活ナースの転職

不妊治療と仕事の両立は、想像以上に体力も気力も使いますよね。

悩む看護師
悩む看護師

面接で不妊治療中と伝えたら不採用になるかも…

そんな不安を抱えながら転職活動をしている看護師さんは、きっと少なくないでしょう。

私は29歳から不妊治療を始め、32歳で転職を経験しました。

面接で不妊治療中であることを正直に伝えた結果、5社中4社に合格しました。

この記事では、不妊治療を面接で伝えるべきか迷っている看護師さんに向けて、実体験と経験して感じた成功のポイントを紹介します。

【結論】伝えるかどうかは「通院頻度」と「職場の理解度」で判断

結論からお伝えすると「不妊治療を伝えても不利になることは少なかった」というのが私の感想です。

ただし、毎月決まった日に通院が必要な場合は伝えるべきだとわたしは思っています。

逆に、現段階で休みの必要がない場合は、無理に話す必要はないと思います。

何より大切なのは、「理解してもらえる職場に出会う」ことです。

関連記事:【看護師を辞めたいあなたへ】激務から脱出するなら精神科への転職も選択肢に

【体験談】実際に面接で伝えたときの反応

A・Bクリニック(採用)

心療内科クリニック2社では、院長面接でした。

思い切って「不妊治療で月に1回ほどお休みが必要」と伝えると──

院長
院長

構いませんよ。分かった段階で連絡してもらえれば大丈夫です。

と、柔らかく受け止めてくれました。

ママナースが多く、代わりの体制も整っている職場でした。

現在もこのクリニックで育児と仕事を両立しています。

C・D病院(採用)

精神科病院では、看護部長と院長が面接官。

「今後の妊娠予定」について質問された際、正直に伝えました。

看護部長
看護部長

育児中のスタッフも多いので大丈夫。妊娠されたら休暇も取れますよ。

この言葉に救われましたのを今でも覚えています。

結局、第一希望のクリニックに合格したためお断りしてしまいましたが、理解がある環境では、むしろ安心して働けることを実感しました。

E訪問看護ステーション(不採用)

唯一不採用だったのは受けた中で一番人気の精神科特化の訪問看護ステーションでした

不妊治療を伝えましたが、落ちた原因は「面接の回答力不足」だったと感じています。

採用可否は、治療そのものより総合的な印象によるものが大きいと実感しました。

【プロの見解】転職エージェントのアドバイス

不妊治療をしていることをエージェントに相談したところ、こう言われました。

エージェント
エージェント

通院で月1回以上確実に休むなら、最初から伝えた方が安心です。

実際、面接で理解を得られた職場は、入社後も柔軟に対応してくれました。

逆に、理解が得られない職場は、入社してからも苦労する可能性がありますし、無事に妊娠、出産してからも働きにくい可能性があります。

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【体験からの感想】理解ある職場は“体温が伝わる家”のようなもの

転職活動は、家探しと少し似ていると感じています。

間取り(勤務形態)や家賃(給与)だけでなく、「この空気、合いそう」と思える職場こそ、長く働けてずっと居心地がいいのです。

表面上の条件よりも、「理解ある雰囲気」を感じられる職場を選ぶことが、職場選びのおすすめのポイントです。

はづき
はづき

ぬるいと思われるかもしれませんが、「理解がある」って実はとても重要ですよ。わたしは転職成功したおかげで、出産後も仕事に行きたい気持ちが強くあり、1年待たずに育休復帰させて頂きました。

よくある質問(Q&A)

Q1. 不妊治療中だと採用されにくいですか?

A. 採用に直接影響するケースはほとんどなかったです。
むしろ、治療と仕事を両立しているスタッフが多い職場ほど理解があります。
通院がある場合は、採用前に伝えておくと安心です。

Q2. 面接で「妊娠の予定はありますか?」と聞かれたら?

A. 法的には配慮が必要な質問ですが、現場ではまだ残っています。
角を立てずに、

「今は不妊治療を行っていますが、仕事は長く続けていく予定です」
のように、前向きな姿勢を伝えると良いのではないでしょうか。


Q3. 伝えなかった場合、入職後に問題になりますか?

A. 通院や休みが勤務に影響する場合、事前に伝えないと調整が難しくなることもあります。
最初からオープンに話しておいた方が、人間関係もスムーズです。


Q4. 不妊治療に理解のある職場はどこ?

A. 比較的理解があるのは、精神科・健診センター・訪問看護など。
もちろん事業所にもよりますが、チーム体制が柔軟で、女性スタッフが多い職場に多く見られます。
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Q5. 転職エージェントには伝えていい?

A. もちろんOKです。
エージェントはあなたの代わりに職場へ調整してくれるため、「伝えたいけど勇気が出ない」という方に特におすすめです。

【まとめ】不妊治療中でも理解ある職場は見つかる

✔不妊治療中であることは“隠すべき秘密”ではない
✔通院で休みが必要なら正直に伝えた方が、後が楽
✔理解のある職場は、妊娠・育児にも柔軟に対応してくれる

わたしが実際に面接を受けて「伝えること」で不合格になるケースは少なかったです。

むしろ、安心して働ける環境を選ぶチャンスになります。

焦らず、あなたの治療もキャリアも両立できる職場を見つけてくださいね。

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